真珠腫性中耳炎の3回目の手術から2ヶ月が経ちました。
ブログの更新が遅くなってしまいましたが、元気に日常生活を送っています。私は、今年の8月に3回目となる真珠腫性中耳炎の手術をした、27歳の会社員OL(兼副業ライター)です。
実は、4年以上もこの病気と闘っていまして、
「もっとはやく耳鼻科に行けば良かった、、、」という後悔から、このブログやSNSを通して情報発信をしています。詳しい自己紹介はコチラにて。
みなさんと一緒に、真珠腫性中耳炎の知識を深めればなと思っています。
今回は、退院してからの「お風呂事情」と現在の症状などなど細かくご紹介!
会社員だと、どれぐらいの通院頻度なのか?診察時間は?気になるかと思うので,その点もまとめてみました。良ければ参考にしてくださいね。2部構成でお送りします。
真珠腫性中耳炎の退院後の生活(前編)
真珠腫性中耳炎の手術を今年の8月にして無事に退院しました。入院生活は、寝ているだけでご飯が出てきて、看護師さんに優しくしてもらって「良い入院生活」になった。医療従事者さんに感謝です。
さて、退院後どんな症状が出たのか?
順調かと思いきや、とある症状に悩まされて実は検査もしました。
真珠腫性中耳炎と闘う私のリアルな生活をどうか見ていってくだされ泣
1週間だけ点耳薬を1日2回する
退院日にオフロキサシン(抗生物質)が入った点耳薬を渡されます。緑の小さいボトル。これを1日2回するようにと、早速、帰宅してから横になって10分間の耳浴。
退院する前日に、耳から茶色の汁が出てきて枕を汚してしまったことを思い出す。
「めちゃクサイ汁だったな、あれなんだろ?」
点耳薬をテッシュで拭うと、またまた茶色の汁。小学校のときに悩んでた「耳垂れ」に似ている。
くっさ〜と思いながらも、そのまま寝落ち。
退院後は、身体がダルくて重くて少し目眩がしました。寝返りをすると視界がふわふわする感じ。
これ、先生に報告した方がいいかな?と思って退院後の1回目の診察(3日後)で伝えてみることに。
目眩の検査ってどんな感じ?
「検査してみましょう!」
私の症状を伝えたら、目眩の検査をすることになりました。「点耳薬を手で温めてから使わないと目眩するよ」というお話も先生から聞きました。何度かこの薬は使ったことあるので、この事は知ってはいたのですが、、、
やっぱり寝返るときに目眩がする!!!
という結論に至り、先生に報告したわけです。
みなさんは目眩の検査やったことありますか?
私は目眩をどうやって検査するのか疑問でした。
「視界ふわふわ」「寝る前だけ」「今は症状出てない」という条件をどうやって検査するの??検査技師さんが私の家に来て、見てくれる感じ??めちゃ親切やーん。
なんて思ってたら、「次の方どうぞ〜」と。
技師「どんな時に症状がでますか?」
R「寝る前に頭の位置を変えると、ぐわんぐわん、ふわふわします」
技師「分かりました。では、これを着けてください」
R「(え?なにこれ、、、)」
技師「真っ直ぐに前を見てて下さい」
R「あっはい、分かりました」
ヘルメットのような装置を頭につけると、視界は真っ暗になりました。暗黒世界?というと厨二くさいですが、何も見えない状態で、目線だけは真っ直ぐにしてくれと言われ、頑張ってやってみた。
なんやこれ?何も見えないし、どこ見たらいいの?
真っ直ぐと言われても難しい。
技師「次はベッドに横になりましょう」
R「(なになに、こわいこわい)」
技師「私が身体の位置を変えるので、Rさんは視線を真っ直ぐにキープしてください」
R「あっ、はい」
そして、横向き、仰向け、俯けになる。
何も見えない状態で1点を見るようにキープ、いやいやい難しいよね。どこ見たら良いのか分からない。せめて、リンゴでも映してくれ!
何度か技師さんに「遠くを見るように」と言われたけど、、、
私の意識まで遠のく気がした。
後で分かったことですが、「眼振」といって目の揺れを調べてたようです。にしても面白い検査だったな。
良発性発作性頭位めまい症だった
「これは良発性発作性頭位めまい症ですね」
長ったらしい名前やな。
なんて、ぼんやり聞いてた。先生すみません。
医者「一時的なものなので、問題ありません」
R「ホッとしました」
医者「吐き気あれば薬出すので言ってください」
R「ひとまず様子見てみます」
ということで、退院後の1回目診察は終了。
肝心の耳の状態ですが、傷口も治ってきていると。茶色の汁は、手術の影響で外耳道がやや荒れていたみたい。これも「治ってるから問題なし」でした。
次の診察(1週間後)まで、点耳薬を続けてみることに。
次回へ続きます。
⚠️閲覧注意⚠️
退院直後の傷口はこんな感じで、カサブタになってました。
退院してから気をつける3つのポイント
真珠腫性中耳炎の手術を終えて、無事に退院。じゃあ、もと通りの生活へ….なんてこともなく、実は退院してからの生活は「今後の聞こえ方」「再発」に大きく関与します!!!!!
油断してると、私のように真珠腫性中耳炎の再発も充分に考えられます。
じゃあ、何を気をつけたらいいねん!!と。
真珠腫性中耳炎の手術から退院してすぐ、気をつけてほしい3つのポイントを解説します。
ポイント①:耳に水が入らないようにする!
次の診察までは、耳に水が入らないよう注意してください。
お風呂でシャンプーを流す時とかに水ジャージャーー!!!!と大雑把にやったらあかん。やりたいけども、ドクターストップかかります。
耳の裏を切った手術をした人なら尚更、傷口は乾かした方が治りが早いようです。
私はマスキングテープを使って、耳を保護してみることに。こんな感じ↓↓↓
このやり方は、入院中に看護師さんがやってくれた方法で「イヤーキャップより強い」です。
前回の手術でイヤーキャップを試したことあるんですが、手が当たって途中で取れちゃうんですよね。あと洗い流す時に気を使うし。
マスキングテープなら、自分の耳に合わせられて尚且つ取れにくいので安心してシャワーできますよ!
100均とかでも売っているので、入院前に予め用意しておくと便利かなと思います(退院後は体力しんどいから)
唯一の難点は、テープをはがす時に痛いことかな。
髪の毛が絡まるから、そこだけはご注意してね。
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ポイント②:鼻すすりNG
とにかく、風邪は引くな!!!!
これは真珠腫性中耳炎と闘う人のキーワードかもしれない。「鼻すすり」は死ぬまで止めてください。
例え、感動的な映画で号泣しても。
例え、恋人と別れ話になっても。
例え、身内に不幸があっても。
例え、この世界からテッシュが無くなっても
「鼻水は垂れ流すこと」を肝に命じましょう。
私たちは、「鼻すすり」が原因で真珠腫性中耳炎になりました。もちろん他にも原因はありますが、9割といっても過言ではありません。
必ず、鼻はすすらない。
テッシュで噛むか、ハンカチで拭いましょう。
残念ながら、真珠腫性中耳炎を完治させる方法がありません。またいつどこかで、再発するか分からないヤベー病気なんです。
目には見えてないけど、耳の奥の方でイタズラばかりしちゃう面倒臭い病気なんです。
日頃から風邪は引かない、花粉症や鼻炎の人は薬を処方してもらうなどケアしてください。
ポイント③:自宅で療養せよ
お医者さんはすぐに仕事行っていいよ〜て言うかもしれないけど、果たして本当かな?
可能であれば、退院後はすぐに仕事復帰せず
1週間ぐらいは自宅療養してください。
これはお医者さんは言わないと思います。なので、完全に私なりの見解です。
退院後はとくに「風邪を引かない」ことが我々の使命でして、すぐに仕事復帰をしてしまうと体調を壊すキケンがあります。
入院生活は、ベッドで過ごす日が多く
すぐに日常生活に戻ると「しんどさ」を感じる人も多いでしょう。メンタル的に大丈夫でも、身体はビックリしているかもしれません。
ゆっくりのんびり、免疫力をアップ!
1週間だけでもいいから自宅療養しましよう。
サラリーマンなんてこんな時くらいしか休めないんだし、傷病手当を使って休めばいいさ。
私も実際に退院してから1週間は仕事休んでます。入院を含めて2週間は仕事行ってないw自宅でできる副業(ライター)はちょろっとしましたが、好きなことなので全然おーっけよ。
結局、病気はストレスと関係しているのかな?なんて思ったりもする。医者じゃないから分からないけど、全身麻酔をしたことで我々の身体に何らかの影響はあるとは思ってる(めちゃ適当に言ってます)
みなさんの意見も良ければ教えてください。
無理はしない。
家で寝て、散歩して体力を戻していこう。
まとめ
真珠腫性中耳炎の退院後の生活①前編でした。
いかがでしょうか?
次回は、2回目の診察状況や「鼓膜また穴が空くかも疑惑」についてお話できればなと思ってます。あと、通院頻度なども細かくご紹介していきますよ。
Twitterでは、タイムリーな私の状況が分かります。真珠腫性中耳炎で同じ悩みを抱える方との交流や質問などなど行っているので、良ければフォローして貰えるとモチベーション上がります。最後まで読んで頂きありがとうございます。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします!