【真珠腫性中耳炎3回目】手術レポ

日常

真珠腫性中耳炎の3回目の手術が終わりました。結論から言うと「再発」してました!

先生からは「真珠腫たくさんあったよ」とのことで。無事に内視鏡で取ってもらいました。今は安静にして、入院生活を送っています。

んー、何度やっても全身麻酔は慣れませんね。

今回は、実際に体験した手術当日の流れ、術後の体調、痛みなどお伝え出来ればなと思います。どこの病院もやる事は同じかと思うので、ご自身の心構えとして読んでもらえたら嬉しいです。

起床~手術室の移動

手術の開始時間は朝9時からです。朝6時に起床して、トイレ行ったり病室で寝てたりしてました。手術10分前に手術室へ出発するようなので、それまで待機。

朝ごはんNGの水もダメ。おなかすいたー。

お昼から手術だったら、朝&昼なしです。

看護師さんが最後にトイレ言ったのいつ?と必ず聞くので、時間を覚えておきましよう。

病室を出る20分前くらいに、術着を着ました。

肌着はなし。靴下だけOK

はじめて大人のオムツを履いたんですが、履き方が分からんかった!どうなってるんだ?テープどこ?ひとりで戦ってました。笑

そんなこんなで、看護師さんと共に手術室へ向かいます。貴重品の鍵を預かって貰えました!

行ってきます!

手術室に到着!

ここからが流れるように早かったですね。

オペ看護師さんに変わり、執刀医の先生たちと挨拶。ドラマみたいな風景にビビって「今日はよろしくお願いします」と震えながら言いました笑

ベットに寝転んで、さっそく準備に。

まずは、緑布を被せられ術着を脱がされます。この服の出番はここまでらしい。そして、心電図、血圧、酸素濃度などの器具を手際よく付けてくれます。

麻酔の先生が、静脈を探して手の甲に針を刺します。いわゆる点滴ルートの確保ですね。これが地味に痛い!1発で決めてくれた先生に感謝です。

前回は、新人さん?に何回もブスブス刺され痛かった覚えがあります。笑

口元にマスクを当てられ、

「ゆっくり深呼吸してくださいね〜」と。

すーはーすーはー、、、

そこから意識なし!!!早い!!

気がついたら、というより知らぬ間に寝てた。

全身麻酔中は不思議な夢を見ることが多いですね。今回は食べ物の夢で、幸せでした。

術後の体調と痛み

「手術終わりましたよー」の声に、はっとする。

あーそっか。手術してたのか。

なんて、意識がふわふわした状態で手術室から病室までベットで移動する。めちゃくちゃ身体がダルい。術中は熱が出てたみたいで、汗かいてました。正常の反応みたいです。身体が治そうとして働いてるみたい。

耳には綿が詰められて、少しピリッとした痛みがある。手術は4時間ぐらいで終わりましたが、麻酔後のダルさは1日続きます。ノドも痛い!声が出ん!

点滴で痛み止めをお願いしたら、楽になったよ。

病棟の看護師さんが1時間ごとに血圧と心拍、体温を測りに来てくれて、

しっかりと、尿管も入ってましたね。

尿管が取れたのは術後2時間経った時です。これを取るのが痛いんだな。

ベッドの下にオシッコ袋?がある感じ。動くと尿管がズレるので寝返りしにくいです。

尿管が取れたあと、この日のトイレは付き添いじゃないとダメみたい。

術後に目眩を発症する人がいるらしく、倒れたら危ないので必ずナースコールで呼んで!とのこと。申し訳ないけど4回くらい呼びました。

汚い話ですみません。

尿管したら、3回くらいは尿痛を感じます。

ズキズキした感じ?

手術で1番嫌なのが、尿管です。やりたくないよ〜。

手術した後の晩御飯はこちら

コーンポタージュと重湯とヨーグルト。

はい、5秒で完食!です。

病院食ってなんで美味しいんだろ。痩せるねー。

24時間は、心電図と酸素濃度が必須らしく身体に貼ってくれました。この日は爆睡!麻酔のダルさが抜けません。

真珠腫性中耳炎は再発する!

手術から翌日、無事に体調が戻ってきました。執刀医の先生から説明を受けました。

  • 真珠腫性中耳炎は再発していた
  • 二次性真珠腫の可能性もある
  • 今後も定期的に見ていこう

といった内容でした。

この手術は「再発の疑い」で、ひとまずやるか!と先生と決めたんですが、結果的にやって良かったなと思います。私の真珠腫は少し変わってて、「散らばっている系」だそうです。1度見せて貰いましたが、砂糖みたいなやつがコロコロといる感じ。

一般的には、真珠のような丸いでき物なんですが。

この砂糖タイプは、取るのが難しいみたいです。1ヶ所だけでなく、あちらこちら散らばっているから予測不可能みたい。1つ取り残しがあると再発するしね。

何より予想外だったのが、

「真珠腫たくさんあったよ」という報告でした。

鼻すすり辞めてたんだけどなー。

摘出はもちろんのこと、耳小骨も立て直してます。

耳小骨の立て直し、あと鼓膜の穴を綺麗にするため耳の裏を少し切ったそうです。

後ろの赤いのが、切った傷

耳からは、体液?が出るので綿球を定期的に替えて下さい。術後と翌日はお風呂禁止です。3日からは大丈夫みたいですが、耳を濡らさないように注意が必要。

後遺症はあるの?

今回の手術をするにあたって、「味覚が少し劣るかもしれない」と言われていました。

内視鏡で、耳小骨を立て直す時に味覚神経を触るからだそう。

元に戻るか聞いたら

「味覚神経は6本あるから、1本麻痺しても残りの神経がカバーしてくれる。ほぼ自覚症状はない」とのことでした。本数はあやふやです。まちがってたらすみません。

病院食が薄味なのもあって、味覚に後遺症が残ったかどうかはまだ分かりません。味は感じます。

退院してから、大好きな寿司とハンバーグ食べて確認する予定です。

まとめ

以上、真珠腫性中耳炎の手術レポートでした!

今回の入院は、6日間。体調が良ければ4日に短縮できるそうなので、有給だけで済ませられますね。

いやー。完治したいですなー。

また再発したらと思うと、落ち込みます。

鼻すすりと、風邪には注意しましょう。

今回、手術にあたって先生達には感謝しかありません。看護師さんや、助手さんたち、病院食を作ってくれている方々、ありがとうございました。

次は、入院や手術費用などお伝え出来ればなと思ってます!不定期ですが更新していくので、また遊びに来て貰えたら嬉しく思います。一緒に戦いましょ!

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